えーっと、今日はまた昔のことを思い出して、スキューバダイビングについて書いてみます。
得意の現実逃避です!
いやいや、現実は十分幸せです!!
心のどこかに「またいつか潜りたいなぁ」って気持ちがあるんでしょうね。

ちなみに日本はこれから冬を迎えますが、ちょうどこの時期、パラオやサイパンなどミクロネシアが乾季でダイビングシーズンに入ります。
今の私は全く飛行機なんて乗らない生活なので分かりませんが、サイパンやパラオへの直行便はまだあるんでしょうか。
ダイビングをしていた頃は、よく利用していました。
サイパンまでは3時間、パラオまでは4時間半程度だったと記憶しています。
近いですよねー。
サイパンなんかだと、大阪を金曜日の晩に出発して月曜日の朝に帰ってくる感じでした。
そして、そのまま職場に向かってフラフラでした。
パラオはもうちょっと長めで1週間くらいの日程で行ってたと思います。
観光なんてするところがないのでダイビングオンリーです。
サイパンの場合は免税店で買い物したり、潜る以外にも楽しみがあるんですけど、パラオは何もありません。
(と言っても、私が通ってたのは10年も前の話なんで現在は知りませんが。)
何もないパラオですが海の中はすごいです。ほんとにすごい!
日本人ダイバーにとっては、パラオはまさに身近な天国です。
「魚影が濃い」の何のって!!
魚が多いことを「魚影が濃い」って言います。
別に、魚が多いって普通言えばいいじゃんかねぇ。
ダイバーだけかな、こんな言い方。
パラオの海は魚がとにかく多いので、世界中のダイバーから人気があります。
日本人ダイバーが最初に憧れる外国の海ってパラオじゃないかなぁ、めちゃ近いし。
パラオに行くなら、大体100本くらいの潜水経験を積んでからって言われてます。
というのも、パラオの海は流れがすごく強いんです。
魚影が濃い、魚が沢山集まるのは流れが強いからです。
なので、魚が集まる面白い海は流れが強く上級者向きということになります。
実際のところ、パラオの海は経験者にとっては何でもない流れですが、やっぱ慣れてない人にはキツイ海です。
ダイビングはチームで楽しむもので、かつ、大きな危険を伴います。
なので、どうしても安全面から、経験の少ない人を基準としたダイビングプランになります。
そうなるとあまりに経験の少ない方がチームにいると、他のメンバーにとって楽しいダイビングにはなりませんよね。
あと、そもそも経験が少ないと、海の中でみんなに着いていくのが精一杯で、本人も全然楽しめないはずです。
そんなこともあって、パラオは100本過ぎてからなんて言われています。
前置きが長くなりましたが、そんなパラオの海の見所は、ポイント(潜るエリア)によって表情が全然ちがうところでしょうか。
こちらの写真は「ジャーマンチャネル」というポイントで撮影したものです。
かなり高確率でマンタに遭遇できるポイントです。

こちらは「ブルーコーナー」。世界屈指のダイビングポイントです。
魚の群れが一つの個体に見えるほど密度がすごいです。
写真はギンガメアジとバラクーダの群れです。


こちらは「ブルーホール」。地形を楽しむポイントです。
と言っても魚影も濃いです。写真はツノダシの群れ。


パラオの海を初めて見た時は自分の目を疑いました。
まるでCGを見ているような不思議な気分になるほどです。
もちろんすごい海は他にも沢山ありますが、当時は私も日本以外の海をあまり知らなかったので、もう興奮しっぱなしでした。
国内にも石垣島、西表島、与那国島など楽しい海はあるんですが、格が違うというか、、、世界はやっぱ広いですね。
ダイビングをする人の中にはカメラをやる方が多いと思いますが、初めてのパラオの海はファインダー越しではなく、まず肉眼で楽しみましょう。
こんなこと言わなくとも、きっとシャッターを切るのを忘れて、その光景に圧倒されると思います。
カメラはやっぱ一眼レフ、ワイドレンズで臨みたいですね。
もちろんマクロが楽しめるポイントだってありますよ。
とにかくパラオは私にとって、ダイビングにどっぷりハマるきっかけとなる海でしたね。
その後、一人で色んな国の海に繰り出しました。
もちろん、パラオにも何度も通いました。
当時は財布の中身がすっからかんだったなぁ、、、。
もう10年も潜っていませんが、やっぱ体はその興奮を覚えていますね。
ブログ書いててウズウズしてきます。
まだパラオ未経験のダイバーさんがいたら、是非ともあの海を体験してほしいと思います。
といっても、このコロナ禍では厳しいですかね。
ダイビング自体はコロナに左右されるようなものではないと思いますが、現地までのフライトが不安ですよね。
そもそも自由に渡航できるのかも分かりません。
なんかもう世の中の全てのお楽しみはコロナが落ち着つくまでお預けって感じですね。
私は部屋に籠って、これまで撮影した写真を見ながらニンマリすることとします。
もう一回行きたいなー。
良かったらこちらも読んでね。メキシコ・ラパスの海について書いています。